Steve Aoki’s Game Jamの概要
■ゲーム制作期間:2023年5月8日~5月21日(約14日間)
2023年5月8日~5月21日(約2週間)
■ゲームのテーマ
Steve Aokiの頭の中に入り込み、彼の頭の中の狂気を探り、ユニークな視点と創造性が彼の音楽とアートにどのように反映されているかを示すゲーム体験を作成する。
制作ゲームの概要
■コンセプト
月旅行に向かうスティーブ・アオキ。
月へ向かう前に今の自分を創り上げてきたすべてに感謝し、特に関りの強かった人たちに会って直接感謝の言葉を伝えたい・・・そう過去に戻ることが可能ならば・・・
そんなアオキの想いからゲームが始まる・・・
■感謝を伝える3つの過去への旅
1.チェスとそのライバルへ感謝を伝える旅
まずは、学生時代に熱中していたチェス
そこで関わったライバルたちに感謝の言葉を伝えたい さぁ巨大なチェス盤で感謝の想いをぶつけよう
2.Steve Aokiのルーツ、日本をめぐる旅
日本人を両親に持つSteve Aoki DNAに刻まれた日本の精神文化を辿り、祖父母へ感謝の言葉を伝えよう
3.独創的な世界観に大きな影響を与えた両親へ感謝を伝える旅
Steve Aokiの思い描く、あらゆるものが複雑に重なりあう色鮮やかな世界を探求し、彼の独特な感性に多大な影響を与えた両親へ感謝を伝えよう
感謝の旅を終え、いざ月へ
3つの感謝の旅を終え、関わった全てのものへの感謝の想いを胸に、ロケットへ乗り込みいざ月へ出発!!
制作ゲームの見どころと制作秘話
ゲームの見どころ
本ゲームは、Steve Aokiが3つのステージを舞台に感謝を伝えるストーリーとなっています。
チェス、日本、ネオン輝く世界と一見全く異なる世界観のステージとなっていますが、Steve Aokiを創り上げてきた精神世界を辿るという繋がりを持たせています。
また、第1ステージのチェスは、メタバースならではの巨大なチェス盤の上で自分よりも大きな駒を動かして相手のキングを狙います。
ハリーポッターや遊園地のアトラクションのような体験がそこに待っています。
第2の日本ステージは、パルクールと感謝を駆使してステージ中央にあるDNAをイメージした二重らせん構造の階段を上っていきます。
ステージ周囲を日本の伝統を感じるアセットを多数配置し、Steve Aokiの根底には日本の精神が流れていることを表現しました。
第3ステージは、現在のSteve Aokiのライブでも見られるような、色とりどりに輝く空間で重力を無視した様々なアセットが空中に浮かび、その世界をパルクールしながらSteve Aokiが創り上げる独創的な世界観を体験できるステージとなっています。
各ステージをクリアするごとに、3つのステージ入り口のハブとなる空間が徐々にライブステージに変化していきます。
3つすべてのステージをクリアすると、これまでクリアしたアセットがライブステージを彩り、Steve Aokiが乗り込むロケットが登場します。
この完成したにぎやかなステージをぜひ体験してください!
おまけ:サンドボックスの空は美しい・・・
制作秘話
本ゲームの最も苦労した点は、制作期間の短さでした。
Game Jamコンテストの開催が発表されてから終了まで約2週間。
その後、このコンテストに参加するかメンバーで話し合い、参加決定、そこからSteve Aokiについて調べながら制作するゲームの内容を話し合い決めていく、まさに走りながら考え、とりあえず作っていくというスタイルで臨みました。
最終的に実質的な製作期間は10日ほどでゲームを作り上げる形となりました。
また、このコンテスト開催が直前に開催されていた以下の「Multiplayer Parkour Game Jam」コンテストの終了翌日というのも体力的、精神的にも厳しかった点でもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=TB9uiI-8TUY PARKOUR Game Jamの概要 ■ゲームタイトル:『Sugar Race(シュガーレース)』 ■ゲーム制作期間:2023年4月17日~5月[…]
https://www.youtube.com/watch?v=Z7wa-mGaYzI PARKOUR Game Jamの概要 ■ゲームタイトル:『Always shift key!』 ■ゲーム制作期間:2023年[…]
このような状況であっても三度の飯よりボクセル好き、Game Jamの魅力に取り憑かれたIZAメンバーは、誰一人も弱音を吐くことなく目を輝かせて毎日制作に取り組んでいました。
この過密スケジュールの中で妥協なく作品を作り上げることができたのは、これまで幾度となくGame Jamに挑戦し、毎日のように議論を重ねコミュニケーションをとってきたIZAだからこそ作ることができたと確信しています。
これまで積み上げてきたチーム力とGame Jamを通してさらにレベルが上がったことを実感できる印象深い作品となりました。